ゴブリン襲来で対策を練るイースタルの貴族たちだったが、議論は空転する。しかし、その会議に割って入ったのは、コーウェン家の令嬢レイネシアだった。
ゴブリンの進撃を受け、自由都市同盟イースタルの大地人貴族たちは、緊急の会議を開く。大地人にとっての守護者である「イズモ騎士団」の消息は知れず、モンスター討伐はアキバの冒険者にすがるしかないはず…。しかし、体面を気にする貴族たちは、シロエたち円卓会議に頭を下げることを拒み、議論は空転していた。そんななか、突然、コーウェン家の令嬢レイネシアが会議の場に割って入った…。