千年前のヘイアンチョウから月光町にやってきたおじゃる丸が、小学生のカズマや町の人々、あとを追ってきた子鬼(おに)たちとゆかいな騒動(そうどう)をまきおこします。
リニューアルしたタナカヨシコの店の前を通りかかったおじゃる丸と電ボ。古いものを売るはずの店先で、なぜかタナカがお客(きゃく)さんに団子(だんご)をふるまっている。「団子を売ることにしたのかの?」おじゃる丸の質問(しつもん)に「ただの気まぐれさ」と答えるタナカ。団子やだとカンちがいして入店するお客さんたちに、軽妙(けいみょう)なセールストークをはじめるのだった。