青蔵鉄道(せいぞうてつどう、中文表記:青藏铁路/正体字:靑藏鐵路=読み:チンツァンティエルー)は、中華人民共和国西部の青海省西寧とチベット自治区首府ラサ(拉薩)を結ぶ高原鉄道。総延長1,956kmで青蔵鉄路公司により運営されている。青蔵線とも呼ばれる。日本のメディアでは、青海チベット鉄道と呼ばれることも多い。青海の青と西蔵の蔵から青蔵鉄道と命名された[1]。
1957年に毛沢東が青蔵鉄道の建設を唱える[1]。青海省の省都西寧からラサまでの1956kmのうち[1]、第1期工事として青海省都西寧と同省海西モンゴル族チベット族自治州のゴルムド(格爾木)を結ぶ814kmが1984年にまでに完成する[1]。この区間は海抜2,000m から3,000m ほどである。