2012年iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥さん。現在、京都大学で多くの研究員を率いて、その実用化に向けて取り組んでいる。山中さんが知りたいのは、大阪で町工場を営んでいた祖父と父のこと。見つかった昭和初期の手記などから、困難を乗り越えた歳月が明らかになる。それに謎だった母の生い立ちは！？大分の原野へ開拓に入った厳しい暮らし、家族を支えた姿が浮かび上がる。
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突然、ノーベル賞授賞者と200年前の祖先が繋がっているって言われてもビックりだよね。
父方の祖父の熊吉さん ミシン用のトランスミッターを開発して成功したんだ。
お父さん章三郎もその稼業を継いだんだ。
母方も大阪で町工場経営してたんだ。
でも、空襲で工場が破壊、九州の開墾へ。
開拓した農地を進駐軍が接収！
山中章三郎 工場を畳んで岡山のミシン製造の会社に就職
大阪戻り、工場を始める。ミシン用ルーパーの製造
祖父と父 糖尿病で死去だった。
ノーベル賞 授賞式にお母さんと一緒に出席
お母さん ノーベル賞のメダルを象ったチョコレートをお世話になった人たちに配った。